拍手ログ6(20091203〜20100313)





あなたならなんて訳す?
from結人


「君を守りたい☆」

ご丁寧にウインクつきで云ってくれた結人からそっと目を反らした。
私は何も見ていない。
こんな馬鹿な男が私の彼氏だなんて認めない。
「あ、何何ときめいた?」
死ね。
飛び出しそうになった暴言は、寸出のところで飲み込むことに成功した。代わりにデコピンをお見舞いする。
ばちん!
いい音した。
「い、痛ぇ……」
「痛くしたんだよ」
「ちょ、俺SMは……」
「死ね」
折角我慢してたのに、こいつ本当に馬鹿すぎる。思わず口から飛び出してしまったよ。
悪気がないのが腹立たしいくらい無邪気というか馬鹿というか。まぁ要するにこいつは馬鹿なんだという結論。以上。
「だいたい守りたいってなんだよ何から守りたいんだよ」
「悪い虫から!」
「え、じゃあいきなり自分が駆除対象じゃん」
「え……」

二人は仲良し。